おいしさの秘密は“おばちゃん”たちの手料理
アオヤマの調理人に、プロの和食料理人はいません。調理場にいるのは、惣菜製造工場の近所に住んでいる平均年齢50歳を超えた普通の“おばちゃん”たちです。
アオヤマの和惣菜は、家庭の味をモットーにしています。和惣菜に家庭の香りを吹き込めるのは、普段から家族のために料理を作っている、お母さんたちしかいません。だから、プロの料理人を雇っていないのです。
“おばちゃん”たちが、当社の心臓部であり、財産なのです。
家庭の味が評判を呼ぶ
アオヤマが和惣菜作りを始めた当初、レシピは一切ありませんでした。近所の“おばちゃん”たちが普段、家庭で作っているひじきの煮物や卯の花などが、そのまま地元スーパーに並んでいました。その家庭の味が評判を呼び、大手量販店、大手コンビニエンスストアなどに販売先が拡大していったのです。
惣菜事業開始から20年以上がたった今でも、“おばちゃん”たちが家庭用の小鍋で手料理するスタイルは変わっていません。お母さんが娘に家庭の味を伝えていくように、“おばちゃん”たちから下の世代へと、アオヤマの味が引き継がれていっています。
“おばちゃん”たちは毎日、自宅で旦那さんや子供たちに食べさせる感覚で和惣菜を作っています。毎朝の朝食作りと同じように、いりこで出汁を取り、普段使いと同じような家庭用の鍋で、ひじきやかぼちゃなどの食材をコトコトと煮炊きします。
アオヤマの調理場の特徴は、タイマーがないことです。煮えたかどうかを確認するのは、“おばちゃん”の目であり、最終的な味を決めるのは、“おばちゃん”の舌です。それは家庭での料理に通じます。
彼女たちは旦那さんや子供たち、孫など最愛の人たちに「おいしい」と笑顔で言ってもらえる光景を想像しながら、ひと鍋、ひと鍋、味見をしながら丁寧に作っていくのです。
“おばちゃん”たちが作った和惣菜を食べると、心がほんわかした気分になると言います。それは、アオヤマのお母さんたちの手作りのぬくもりが、懐かしい「おふくろの味」を思い出させてくれるからではないでしょうか。
出来上がった和惣菜のパック詰めも、“おばちゃん”たちの手作業です。彼女たちなくして、今のアオヤマはありません。今後も、愛情がたっぷり詰まった「おふくろの味」を提供し続けていきます。
いつも笑顔で、真心込めて調理
笑顔を大切にしているアオヤマでは、おばちゃんたちが春・夏・秋・冬と季節ごとにかわるオリジナルのバッヂをつけて調理しています。おばちゃんたちがにこにこ笑顔で、真心を込めて作ったアオヤマの和惣菜を、ぜひ一度お召し上がりください。