なぜ、和惣菜が日持ちするのか？アオヤマでは家庭用の直径３６センチの鍋で調理しているからと考えています。熱の伝導率のいいアルミの小鍋で煮炊きすれば、食材の芯まで均一に熱が通ります。食中毒の原因となる菌が死滅する温度帯で食材全体をまんべんなく加熱し、出来上がった和惣菜は自然冷却後、冷蔵庫で保管します。

この冷却の際も小鍋が活躍します。アルミは熱しやすい反面、冷めやすいです。しかも、小鍋だから業務用大鍋に比べて、冷めるスピードが早いわけです。菌が繁殖する温度帯を短くして、冷蔵庫に入れることができるのです。